17バイスクル代表の三浦ファンの川本です。
先週、仕事で東京に行った際に、三浦氏に会ってきました。
三浦と話ししている時間が私にとって至福の時間です。なぜなら、近い感性を持ち、さらに未来を見据えた会話ができるから。
以前、
私の車遍歴をブログアップした。
今回は、世界一楽しい自転車を造っている!?三浦氏の車遍歴を紹介しよう。
このことは、誰よりも私がとても興味があったことだ。
再三再四、三浦に、車遍歴を聞いていたが、いつも雲にまかれていた。
あまりにも「ひつこい」私の要求に三浦はしぶしぶ過去に乗ってきた車の写真をみせてくれた。
三浦:これが最初に乗ったスバル360。米軍関係者に譲ってもらったんだ
三浦曰く、16歳でこの車を購入・運転(当時は軽自動車は16歳からのれたらしいが免許は???)
三浦らしく、いきなり原型をとどめないスバル360。
原型はこんなにかわいい、スバルの代表作
友人が運転中、ダンプカーと正面衝突したらしい。
その際に、三浦は前歯のほとんどを失くし、いまも前歯には痛々しい面影が残っている。
スバル360での事故以来、三浦は、1年間、車恐怖症に見舞われる。
そのことで1年間は、喪に服したかのように、乗り物を避けていたらしい。
しかし、この男はやはり変人だ。1年が経つと、徐々に恐怖心が減り、再び走りやの道へ、、、
スバルR1この写真、山に突っ込んでいるように見える
察しの通り、山に突っ込んでいた。
三浦曰く、「
国家権力が保有する車と追っかけっこしている時に、道路にひずみがあったらしく、そこを高速コーナーで曲がる際に、ジャンプ。空中ではハンドルがきかず。曲がり切れず、このようなことになりました」と。
三浦はスバル360ヤングSSを筆頭に3台、スバル360に乗っていたらしい。
その他
三菱のミニ・スキッパー
いすゞのべレット・GT
いすゞのピアッツア
(三車種とも画像が無かったのでPCから引用)
さすがに個性豊かな車遍歴をもっている三浦だが、「今も忘れることができない車が二車種ある」という
それは三浦が師と仰ぐ、本田宗一郎のDNAを受け継ぐ二車種だ。
三浦が一番好きな車と公言する
HONNDA・S600
三浦のは黄色の車体を所有。
赤色は冒頭、スバル360でダンプに正面衝突した運転手の友人が所有。
三浦曰く、「デザイン・走行性・楽しさ」を持ち合わせていた無二の一台だと、、、、
それともう一車種、やはり
HONNDA・ビートだ。
S・600以来ホンダ車に魅力を感じていなかった三浦が、久しぶりに心踊らされた車がビートだそうだ。
その魅力は、高速コーナーで路面に吸い付く足回りが絶品だったそうだ。
実際に三浦は、「ある高速コーナーでビートとBMW車と競ったときに、BMW車がスピンして俺が操縦しているビートが勝ったんだ」というエピソードを、差し歯の前歯がチラ見えする微笑みで話してくれた。
三浦が過去に乗ってきた車は、いわゆる軽自動車が多いことに気付く。
そのことを三浦に聞くと「体が小さいから、それだけ」という、渋い三浦コメント。
しかし、そのコメントは照れ隠しであって、三浦には「小さいな車で高級車を負かしたい」という考えがあったに違いない。と私は思っている。
そのマインドが、自転車にも反映され、8インチという小径車で、一般の自転車レースに参加して、毎年順位を上げている。
そして2015年の20インチ以下のレースでは8インチという参加車種、最も小径車でありながら5位入賞をはたしている。
「小さな車種で挑む」この思想は、三浦が操っていた車からひも解くことができる